【引越し侍】評判は? 見積もりを依頼して分かった特徴、使い方を徹底解説!
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
引越し一括見積もりサイト大手の「引越し侍」を耳にしたことがある人は多いでしょう。
トラサム自身、引っ越しをする時にはこのサイトにお世話になり続けています。
今回は引越し侍の特徴、メリット・デメリットや、見積もり依頼後の引越し業者の反応や見積もり料金も解説していきます!
「引越し侍」は、最大手の引越し一括見積もりサイト
「引越し侍」は、東証プライムに上場するエイチームの子会社(株式会社エイチームライフデザイン)が運営する引越し業界最大手の引越し一括見積もりサイト。
提携する引越し業者は、375社と他サイトと比べて圧倒的に多い(2024年11月時点)。大手の引越し業者だけでなく、有名ではないものの、地域密着型で運営している中堅・小規模業者とも多く提携しているため、幅広い業者を比較できるのが特徴です。
また、引越し侍のユーザーによる口コミが8万件以上蓄積されている(2024年11月時点)。引越し条件から対応可能な複数社の見積もり概算金額や口コミ・評判がオンライン上で確認できるため、じっくり比較して選べるのも、引越し侍ならではの良さ。
![]() |
|
| 特徴 | ・業界最大手のサイトで、提携業者・口コミ数ともにトップ ・対応業者の概算料金や評価・口コミを比較可能 ・最安値かつ高評価の業者を選んで、見積もりを依頼できる |
|---|---|
| 紹介する引越会社 | 約390社(アート引越センター、サカイ引越センター、アリさんマークの引越社、日本通運など、2025年7月時点) |
| サービス開始 | 2006年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライムエイチームのグループ会社) |
「引越し侍」で見積もりを依頼した流れ
では、実際に「引越し侍」で引越しの見積もりを依頼してみる。今回の引越し条件は、
・千葉県北部から東京都墨田区へ転居(約70kmの距離)
・引越し時期は3週間後の土曜日(2022年6月中旬)
・時間帯はいつでもOK
で設定しました。
まず、引越し侍のトップ画面(下の画像はPC版)では、①「今すぐネットで料金比較」か、②「一括見積もりスタート」のどちらか一つを選ぶ仕様になっています。

①「今すぐネットで料金比較」は、対応可能な引越し業者を比較したうえで、見積もりの依頼をしたい業者を自分で選んで決められます。
②「一括見積もり」は、最大10社の引越し業者に一括見積もりをする機能だ。業者を選べないが、スピード感をもって複数の業者とやり取りしたい場合に活用できます。
今回は、①「今すぐネットで料金比較」を試してみました。①も②もどちらも電話番号の登録が必要で、業者から電話がかかってくる可能性は高いです。
ただし、「今すぐネットで料金比較」なら見積もりを依頼する業者を選べるため、どこから電話が来るか予測がつきます。さらに、依頼する業者数を絞れば、一括見積もりのように大量に電話が鳴るのを避けられるのでおすすめです。
次に「引越し日」と「引越し人数」を入力。「住まい」の入力では、現住所は番地まで入力が必須。引越し先の住所は番地前の地域名まで必要だが、番地は任意なので入れても入れなくても問題ないです。

さらに進むと、荷物の数の入力があり、入力は必須。少し面倒ではあるが、家具・家電をなるべく正確に入れておけば、見積もりの概算料金がより正確に把握しやすくなります。
段ボールの数の目安は、1Kなら10~15個、2DKなら20~30個、3DKなら50個以上と表示されており、今回は単身のため「15個」で設定しました。

荷物の入力が終わると、対応可能な引越し業者の一覧画面へと移ります。
見積もり概算は? 最高値と最安値の差は約6万円
今回の引越し条件の入力で、対応可能と表示されたのは8社でした。下の画像のように、引越し業者の一覧が並びます。

CMでおなじみの大手引越し業者から、中堅・小規模業者まで幅広い。8社のうち2社は全国展開している有名な会社だったが、残りの6社は大都市圏や首都圏で展開する中堅の引越し会社や地域密着型のローカル運送会社でした。
ここで表示された8社の見積もり料金の概算を、高い順から並べてみると下記のようになりました。
①105,765円
②104,258円
③102,630円
④78,430円
⑤77,616円
⑥71,247円
⑦42,768円
⑧42,713円
最高値の105,765円と最安値の42,713円の間には、「約6万3000円」の大きな差が開いています。
ただ、ここで出ている料金はあくまで目安。直接、業者から提案を受けたり、見積もり時に交渉することによって大きく変わる可能性があるのは頭に入れておきたいですね。
「引越し侍」は、対応業者の一覧ページから口コミを確認できる
次に表示された8社を比較検討したうえで、どの業者に見積もり依頼するかを決めました。今回は、78,430円のA社、42,768円のB社、42,713円のC社の3社を選択。
A社は大手だが、概算が高すぎず手頃感があったこと、B社とC社は耳にしたことがない業者だったが他社と比べて群を抜いて安いことから選択ました。だいたい3~4社を目安に選ぶといいでしょう。
業者を選ぶうえで、見積もり概算以外に参考にしたのが、各社に対するユーザー評価と口コミです。いくら安くてもサービスの質が悪ければ意味がないので、評価と口コミはしっかり確認しておきたいところです。

引越し侍の業者の一覧画面では、上の画像のように利用者による評価(5点満点)も表示されています。総合的な満足度のほかに「受付時の対応」「訪問時の対応」「作業員の対応」「作業スピード」の4つの評価を確認できます。
今回の8社の総合満足度は、3.28~3.80だった。最低だった3.28以外に差はそれほどありませんでした。最高点の3.80だった業者は、見積もり概算4万円台で下から2番目に安かったB社。B社は都内のローカル運送会社のようです。
このように無名でも安くて評判の良い穴場の引越し業者が見つかるのは、引越し一括見積もりサイトを使う大きなメリット。
さらに、満足度の点数の横にある口コミ件数をクリックすると、利用者による口コミを読めてとても便利です。

他の主要な一括見積もりサイトを確認したところ、引越し侍と同じ運営会社の「引越し価格ガイド」以外は、対応業者の一覧ページから口コミをクリックできず、トップページに戻るなどして確認しないといけないようです。
その点、引越し侍は、口コミを把握したうえで、比較検討ができるのがメリットですね。
■選択した引越し業者の見積もりを仮予約
3社を選んだ後に、名前、電話番号、メールアドレスの入力を行いました。いずれも入力必須の項目です。

入力後は、他の提携サービスのページへと移ります。車の査定やウオーターサーバーなど8種類のサービスが並んでいて「お好きな特典を3つまで選んで次のページへ」と記載されていました。ただ、選ばなくても次のページへ移れるので、必要がなければ飛ばして構わないです。
依頼した3社からの反応は? 最終的な見積もりを公開!
では、引越し侍を通して見積もりを依頼した下記の3社の対応を見ていきましょう。
| 会社名 | 規模 | 概算金額 | 総合満足度 |
|---|---|---|---|
| A社 | 全国展開する大手引越し会社 | 78,430円 | 3.70 |
| B社 | 都内某区のローカル運送会社 | 42,768円 | 3.80 |
| C社 | 首都圏中心の中堅引越し会社 | 42,713円 | 3.78 |
今回は、「電話は取らず、メールで済ませる」「訪問見積もりはしない」ようにしました。そのため、引越し侍で仮予約をする前、備考欄に「電話は出られないので、必ずメールでの連絡をお願いします」と記載しておきました。
しかし、見積もり依頼が終わった直後にA社、C社と思われる業者から電話が入りました。おそらく各社のコールセンターに電話番号がそのまま連携され、否応なくかかってくる仕組みなのでしょう。30分ほどたってから知らない携帯番号から2回ほど着信があったが、こちらはB社からだと想定しました。
引越し侍は電話番号の入力は必須のため、かかってくるのは致し方ない。もし急ぎであったり、訪問見積もりをお願いしたいなら、電話の方が効率的なので電話に出た方がいいとは思います。
電話が来るのをどうしても避けたいなら、電話番号を登録しなくても使える「SUUMO引越し見積もり」がおすすめです。主要な見積もりサイトで、電話不要、メールだけで完結するのは、SUUMO引越し見積もりだけです。
■A社は自社サイトからの見積もりをあっせん
電話から数分後、A社とC社からメールが届きました。B社からはメールが来なかったので、電話のみの対応なのでしょう。では、それぞれ見ていきます。
◆A社から届いたメール

メールの内容は、A社の公式サイトから見積もりを促すもので、見積もりの概算料金は書かれていませんでした。
なお、タイトルにある「オンライン見積り」は、Zoomで対面見積もりができるサービスを指しています。
A社の見積もり料金を事前に把握できないか確認したところ、単身の場合、A社のサイト上で概算の見積もりを確認できるシミュレーター機能があったので試してみました。
現住所・引越し先の住所、荷物の数(上限を超えると訪問見積もりを案内されるので注意)を入力すると、その月全体の見積もり料金が表示されました。

このカレンダーからは、日時(平日、休日、午前、午後、時間指定なし)によって引越し料金がどのくらい異なるかもよく分かります。
ここから、該当の6月18日(土)の「フリー便」(時間指定なし)をクリックすると下の画面が表示されました。

ここから仮申し込みをすると、オペレーターから連絡が来る仕組みだ。今回はここまでで仮申し込みはしていません。
結果、オンラインのみで分かったA社の見積もり料金は、68,310円(税込)でした。引越し侍で出た概算金額78,430円より1万円ほど安いです。さらに安くしたい場合は、正式な見積もりで交渉する必要があるでしょう。
A社からは5日間で計9通の案内メールが届きました。5日後に「最後のご案内」として「度々のお電話やメールにてのご連絡、大変失礼致しました。このメールを最後とさせていただきます」と締めくくられていました。
大手としてイメージも重要です。電話やメールをする期間はあらかじめ決めており、あまりしつこい印象にならないようにしているんでしょうね。
また、メール以外に見積もり用のURLが付いたSMSが何度か届きました。SMSには、メールでSMSをストップしてほしい旨を送るとストップすると書かれていたので、ストップの依頼をすると来なくなりました。
■C社は、メールに見積もり料金を提示
続いて、C社(首都圏中心の中堅引越し会社)の対応を見てみます。C社から来たメールは、3日間で3通でした。
◆C社から届いたメール


C社からは、A社と違って最初から見積もり価格を載せているメールが届きました。その額は38,223円(税込)。引越し侍での概算42,713円より4,490円安い結果でした。
また、メールには指定日前後5日間の見積もりも載っており、こちらは平日のため34,401円とさらに安い。
この時点でかなり安いことが分かったが、翌日に届いたメールには、さらに安い33,000円(税込)の見積もりが提示されていて驚きました。A社の68,310円と比較すると、実に35,310円の差があります。

見積もりに同意して契約する場合は、メールにあったURLで申し込みができる仕組み。その後、C社から連絡が来る流れ。訪問見積もりなし、シンプルなやり取りで決められるのがメリットだと感じました。
単身で荷物量もそれほど多くなければ、今回のようにメールでの見積もりが可能だが、単身でも間取りが広い場合や家族の場合は、訪問で見積もりを行っているとのことでした。
ここまで安いならC社で決定してもいいでしょうが、この見積もりをもとにメールが来なかったB社に電話して交渉してみる手もあります。最安値を狙いたいなら、相見積もりを取って交渉するのは鉄則。
C社の対応は、全体的にかなりシンプルでした。電話も最初にかかってきた番号は1回きりで、A社のようにSMSは来ていません。メールで安い見積もりを提示して、そこから問い合わせや申し込みにつなげているようです。やはり業者によって、対応の仕方はかなり異なっていますね。
オンラインのみでも安い見積もりは取れる
改めて、今回の見積もりの結果をまとめると、
◆B社(小規模)不明
◆C社(中堅)33,000円
と大きな違いが出ました。今回は、訪問見積もりなし、電話を取らない形でこの結果だったので、オンラインのみでも十分安い見積もりが取れることが分かりました。
ポイントは、引越し侍で表示された概算金額が、最安値の業者を含めて依頼することです。引越し侍で表示された概算と実際に各社が出した見積もりが大きく違うことはなかったので、業者を選ぶ際に参考にできる数字だと感じました。
引越し侍を使って分かったメリット・デメリット
引越し侍を使って、見積もりを一通り試して分かったメリット・デメリットを以下にまとめました。
メリット
・「Web見積もり」か「一括見積もり」かを選択できる
・条件で絞り込まれた業者の概算金額を一覧で確認できる
・絞り込まれた業者のユーザー評価だけでなく、口コミも確認できる
・安くて評判の良い業者を選択できる
デメリット
・荷物の数の入力が必須のため、少し手間がかかる
・電話番号の入力が必須のため、業者から電話がかかってくる
・付帯サービスを選ばなくてはいけないと誤解しやすい
デメリットもあるが、引越し侍は安くて評判の良い業者を探すには、最適な見積もりサービスだと感じた。
引越し侍は、対応業者の一覧ページから直接ユーザーの口コミを確認できるのもポイントが高い。引越し業者から電話がかかってくるのを差し置いても、まずは使ってみて損のないサービスだと言えます。
引越し侍と他の引越し一括見積もりサイトを比較
引越しでは、さまざまな引越し業者を比較した方が結果的に良い業者を選べ、満足度が高くなる。「引越し侍」以外にもいくつかの見積もりサイトがあるので、他のサービスも同時に使ってみることをおすすめします。
実際に、筆者が「引越し侍」以外の見積もりサイトを活用したら、引越し侍には出てこなかった対応業者が表示されました。穴場の業者を探すためには、複数の見積もりサイトを試してみるといいでしょう。
また、見積もりサイトによって、特徴やサービス内容が異なります。たとえば、リクルートが運営する「SUUMO引越し見積もり」は、電話番号の登録が不要なため、引越し業者から電話がかかってこない点が特徴。営業電話に抵抗がある人におすすめなサービスです。




